待ちに待ったChemical Engineering Thermodynamicsが到着。
熱力、平衡計算がまとまっているようだったので、衝動買いしてしまう。製本が雑なのがちょっと気になるものの、この値段にしてかなり充実した内容。
一つ、この本で初めて知ったこと。
Maxwellの関係式を覚えるのに、私はときわ台学のウガンダハイフンで覚えていましたが、Born diagramというものがあるらしい。
Wikipediaでも調べてみると、Bornが1929年の講義で紹介した図らしい。まさにウガンダハイフンの図。ウガンダハイフンにも出展があったんですね。
大体熱力学の本は途中の導出が省略されている本が多く、数学を忘れつつある私のような人間にとっては消化不良になってしまうが、この本は導出も丁寧で素晴らしい。
各計算アルゴリズムの違いも細かく書かれているので、しばらくこの本の読み込みにかかろうかな。