化学工学の世界でもチラホラ機械学習を活用した事例を耳にするようになってきた。
マテリアルインフォマティクスの分野での文献、特許探索や物性パラメーターの推算等、効率的な材料探索のために活用されている事例もあるようだ。
時代の流れに乗り遅れないよう、私もPythonのtensolflowから勉強を始め、その後Matalabで蒸気圧パラメーターの推算等取り組んでみたが、やはり自分で一から組みたくなり、参考書を数冊衝動買いしてしまう。
入門書~初級者レベルの本も買い込んだが、目的に合う本は、私の見た中ではタイトルの本一択だった。
C++の最低限の知識もフォローされているし、自分でニューラルネットワークを組むために必要なサンプルも提供されている。
各計算式のかなり丁寧に書かれているので非常に読みやすく、随所にある図解が、全体のイメージを把握する上で役立っている。ニューラルネットワーク自作入門も分かりやすかったが、これから始めて自作に取り組むという方に一冊だけ勧めるとしたら、私はタイトルの一冊をお勧めする。