石油成分の物性推算

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石油成分(単成分)の物性をTwuの方法で推算し、精度を確認。(論文は以下参照)

Chorng H. Twu ; “An internally consistent correlation for predicting the critical properties and molecular weights of petroleum and coal-tar liquids”
Fluid Phase Equilibria, 1984, 16, 137-150

Twuの推算法では、比重、標準沸点、分子量の内、2つ情報があれば、その他の物性(臨界物性、偏心因子、左記3つの物性の内の残り1つ)を推算することが可能。

具体的な式形については、HPを参照ください。

主なハイドロカーボンに対して、比重、標準沸点から他の物性について、Excelで精度を確認。

分子量の大きい成分の臨界体積と、一部臨界圧力のズレが大きくなっているものの、その他の物性については、誤差1%以下で精度は十分。

\(\theta\)の計算で、収束計算が必要になる。

式形が分かっていて、微分形を求めるのも簡単なので、Newton法で求める。

VBAで求めると例えば、以下のように書ける。

ちなみにHPではSilverlightの計算ツールを作成している。

以下のように、標準沸点と比重を入力し、Calculateで各種物性の推算ができる。

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